葛飾北斎 『己痴羣夢多字画尽 前編、後編』

葛飾北斎・画
かつしかほくさい

『己痴羣夢多字画尽』
おのがばかむらむだじえづくし

文化七年(1810)、中本、二冊、[永田コレクション]

Katsushika Hokusai (artist)
Collection of the pictures formed by the character (Onoga bakamura mudaji ezukushi) vol.1,2
[Nagata Seiji collection]

文化七年(1810)に二代蔦屋重三郎から版行された絵手本。北斎が文化後期から文政期にかけて数多く手がけた絵手本類の初作に位置づけられています。その内容は、人物の衣服や体、持ち物などの描線に文字を巧みに組み込む「文字絵」のための教本であり、本格的な習画のための手本というよりも遊戯的性格が強いものです。遺存する作品が少ない稀覯書としても知られています。
読み方:稀覯書=きこうしょ