葛飾北斎 風流五節句子供遊

葛飾北斎
かつしかほくさい

風流五節句子供遊
ふりゅうごせっくこどもあそび

天明末期〜寛政初期(1787~90)、間判錦絵、[永田コレクション]

Katsushika Hokusai
The series Children's games of the five festivals: Street performance in the first month
[Nagata Seiji collection]

「風流子供遊五節句」は、春朗期を代表する子供絵の揃物で、五節句(人日、上巳、端午、七夕、重陽)に因んだ子どもたちの風俗をいきいきと描いています(関連画像)。従来知られていた図に、近年新出の本図を加えた全5図から成ると考えられます。本図手前の子どもが演じるのは、正月に太鼓や笛に合わせて曲芸を披露する太神楽でしょう。
読み方:太神楽=だいかぐら

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関連画像
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