葛飾北斎 三代目瀬川菊之丞 正宗娘おれん

葛飾北斎
かつしかほくさい

(三代目瀬川菊之丞 正宗娘おれん)
(さんだいめせがわきくのじょう まさむねむすめおれん)

安永八年(1779)、細判錦絵、[永田コレクション]

Katsushika Hokusai
Segawa KikunojōⅢ as Oren, the daughter of Masamune
[Nagata Seiji collection]

北斎が勝川春章に弟子入りした翌年、安永八年(1779)八月頃の作と考証される細判役者絵です。市村座上演の『新薄雪物語』に取材したもので、中村座上演『敵討仇名かしく』に取材した、(四代目岩井半四郎 かしく)(関連画像)などと共に、北斎が「勝川春朗」と号して発表した、錦絵のデビュー作として知られています。
読み方:勝川春章=かつかわしゅんしょう

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関連画像
葛飾北斎 四代目岩井半四郎 かしく