川瀬巴水 旅みやげ第三集 出雲 美保ヶ関

川瀬巴水 ≪旅みやげ第三集 出雲 美保ヶ関≫

川瀬巴水
≪旅みやげ第三集 出雲 美保ヶ関≫

織田一磨 出雲みほのせきの景

織田一磨 ≪出雲みほのせきの景≫

面白いお話しが出来ただろうに
「この[川瀬巴水の]美保関図は多分福間別館より描いたものと思う。昭和30年代までは美保関もかなり賑わっていて私も度々お参りした。いつか定宿の美保館が満員で福間別館に案内され、泊まった2階の部屋に赤と緑のコントラストのすばらしい津田赤蕪の額に驚いたら織田さんのサインに尚関心。織田一磨氏の出雲美保の関の景もこの福間別館二階が描かれている。多分大正13年作と記憶しているから、巴水と同年と思う()。巴水氏と一磨氏がこの福間別館で同宿されたら面白いお話しが出来ただろうにと思ってもみた。」(「手紙」より)(※この作品の制作年は大正13年ですが巴水が来県したのは前年の大正12年)
作品情報・解説