葛飾北斎 大岡雲峰

葛飾北斎 大岡雲峰
かつしかほくさい おおおかうんぽう

双鶴図
そうかくず

弘化三年(1846)、紙本着色、一幅、[永田コレクション]

Katsushika Hokusai [joint work with Ōoka Unpō]
Paired cranes
[Nagata Seiji collection]

向かって右の鶴を北斎が描き、左の鶴は大岡雲峰(1765-1848)が描いた、合筆の肉筆画です。鶴は長寿の象徴であり、また画中に書かれているように、北斎は「齢八十七歳」、雲峰は「八十二翁」、また賛者二人も「八十四翁」、「八十六童」と皆高齢であることから、長寿にあやかりたい依頼者からの注文制作であったと考えられます。
読み方:大岡雲峰=おおおかうんぽう

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