島根県立美術館は、約3,000件の浮世絵を所蔵しています。
その中核を成すのが、松江出身の実業家・新庄二郎氏(1901-1996)旧蔵の「新庄コレクション」(471件)、津和野出身の北斎研究者・永田生慈氏(1951-2018)旧蔵の「永田コレクション」(2,398件)という2つの個人コレクションであり、これに島根県が独自に購入した作品群で構成されています。世界的にも評価が高い葛飾北斎と歌川広重の代表作を網羅しており、摺りや保存状態が良好な作品、世界で1点または数点しかない貴重な作品や資料も少なくありません。特に北斎に関しては、質・量ともに充実した内容を誇っています。
このサイトでは、各コレクションの概要や代表作を中心に、当館浮世絵コレクションの魅力をご紹介します。
当館が誇る北斎コレクション・約1,600点の中から、北斎の版画作品や肉筆画など約40点を常時ご覧いただける展示室です(約1ヶ月ごとに全点展示替)。当館はいつ来ても北斎の作品をご鑑賞いただける、国内外でも数少ない美術館です。
展示期間等は美術館ホームページでご確認ください。