本展の みどころ

1

北斎の「読本」と「絵手本」を
細大漏らさずズラッと展示!
版本だけで何と約500冊

圧巻の北斎 ・「版本世界ブックワールド」を
体感いただける
大変貴重な機会です。

2

初摺しょずり(いわゆる初版)と後摺あとずり
こんなにも違うの⁉
摺の違いを見比べることで、北斎が作画当初に目指した表現
世界が分かります!

『飛弾匠物語』

初摺本

背景を墨で潰すことで、姫君の夢の中に貴公子が現れた様子を表現しています。

後摺本

背景の墨が省略されてしまい、初摺での夢幻世界の表現は失われています。

『頼豪阿闍梨怪鼠伝 前編』

初摺本

妖術で出現した大鼠が文字通りの鼠色で摺られています。

後摺本

後摺本では薄墨の板木が省かれて白鼠となってしまいました。

『北斎漫画』

初摺本

とても希少な初版初摺本です。シャープな線を見ることができます。

後摺本

かなり後年に摺られた本です。板木の線も荒れ、色板も省かれています。

3

『北斎漫画』の極めて貴重な「板木」、販売当時に版本を包んでいた珍しい「袋」など、研究者のコレクションならではの希少な資料も多数展示します。

[資料]『北斎漫画』板木

『北斎漫画』の初編は文政11年(1828)に再刻(板木を一から作り直すこと)されましたが、この板木は初版(文化11年[1814])の板木です。初版の板木の遺存例は他に知られておらず大変貴重な資料です。

[資料]『北斎漫画』袋

販売当時に『北斎漫画』を包んでいた袋。それもこの袋は「初摺本」を包んでいた希少な資料です。

[資料]『北斎漫画(再刻本)』袋

こちらは『北斎漫画』の「再刻本」を包んでいた袋で、出版年と共に「再板」と書かれています。

[資料]『略画早指南』袋

『略画早指南』の希少な袋で裏には版元名が書かれています。袋からは様々な情報が得られます。

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